俳句のすすめ
私が唯一往診をする患者さんはもともと天王寺ローリング健康センターに通われていた方だ。
家で骨折してから通えなくなった。
私の近所なので、見舞いがてらローリングしたのが始まり。
もう、18年のお付き合い。
昨年は腰痛を繰り返した。筋力低下が目に見えていた。
昨年は二度目の腰痛を乗り越えてから、家族が散歩に連れ出してくれるようになった。
住宅街の1区画。一周するにも休憩がいる。
休憩しながら一周。朝と夕方散歩に連れ出してくれている。
散歩効果がでて来た。腰痛を訴えなくなってきた。
ご本人も家族の気持ちがと散歩の意義が解っているので、散歩には行くのだけど、
「寒いなぁ」
そこで、散歩が楽しくなる方法を伝授する。
「小さい春」を探しながら歩いておいで
でも、夢中になったら車に引かれるで。ハラハラドキドキしながら「小さい春」かまだ寒いから「小さい冬」を探すねん。
見つけられたら、それを題材に俳句を作ろう!誰に見せるわけでもない。日記がわりのお散歩俳句や。頭の体操にもなってもっと元気になるよ👍
患者さんに笑顔の花が咲く。
たった、17文字されど17文字。
日々のスパイスになってもらえたらと願い帰路につく。