セラピストにいなさんのローリング日記

施術歴25年の施術師がローリング療法で免疫力アップの臨床例紹介

10年たてば立派なセラピスト

はてなブログ10周年特別お題「10年で変わったこと・変わらなかったこと」で私とローリング療法のお話ししようと思います。天王寺ローリング健康センターに勤めて28年。「すべての細胞が新しく変わるのに3年はかかる。」と師匠に言われ、じゃあ3年後には社会復帰しようと思っていたのにいつのまにか資格まで取って患者から施術する側に変って現在に至る。その10年10年をさかのぼってみよう。

1.患者から施術師になる人生盛りだくさんの10年

喘息で3日1度は病院に運ばれて吸入や点滴を打っていた私が、毎日ローリング療法を受けることが出来て1年後には喘息の症状は治まり、風邪をひいたらこじらす程度になりました。体力もついていつの間にか5年がたちローリング療法を勉強し始めました。初級の認定試験に合格し、2級ローリング療法師免許を取ってすぐにごろに結婚。体質も生活もすべてがらりと変わった。10年。そしてローリング療法師として歩みだす10年が始まります

2.自分で施術をするという事 武者修行の10年

ローリング療法師としてはまだまだひよっこで妊活もしていたのでローリング療法を極めるよりは「子供を授かる」ことにウエイトを置いた前半5年。それでも不妊治療にローリング療法がいいことは実体験で理解しました。これもまたいい経験でした。出産育休中に自宅でまずはお姑さんのお友達をお客様にそしてママ友たちとご近所のお客様を見ることになりました。天王寺ローリング健康センターでは師匠がいるから困ったときは師匠頼みが出来るのですが家ではガチで自己責任。緊張しながらそれこそ失敗の恐怖を感じながら慎重に施術に取り組みました。この実戦経験が天王寺ローリング健康センターに復活しても即戦力として舞い戻ることができました。

3.一つの事を極めたらすべてに通ずる今

ふくらはぎをプルンプルンにしたい!なんだ?意味不明な目標。以前にも書いたことがあるのですがハンドマッサージではふくらはぎをプルンプルンに柔らかくほくすことが出来るのですが、ローリングではできないのがローリング療法師なのに悔しい!!ローリング療法でも同じ結果が出ないといけないと私は感じていたし、師匠は現にプルンプルンにさせることが出来る。師匠との実力の差ではあるが練習すれば出来るという証拠だ。2年近くふくらはぎにこだわって練習を重ねた。するとやっとローリング療法でふくらはぎプルンプルンにする技を体得したのです。言葉ではたった数文字の基本が身に着くまで毎日練習して2年。しかしそこからばらばらと壁が崩れて光が差し込んできた。患者様の状態が手に取るようにわかる。どこを施術ポイントにしたらよいのかひらめく。面白いようにいい結果が出るようになり、信頼されるセラピストになりました。

4.次の10年は社会に還元の10年

これからの10年は後継者育成の10年と位置づけています。
私の知識と技術をこれからローリング療法を勉強したい人に指導していきたいと思います。このコロナの時代人と人との「ふれあい不足」による「心の病」を私は危惧しています。
部屋にこもってパソコンとにらめっこ。笑顔で会話してもそこに温かみはありません。シャットダウンしたときに残るかもしれない「さみしさ」のしこりと作業での「筋肉の凝り」
そのどちらも取り除けるローリング療法で「元気になる方法があるよ」と励ますことのできる施術師になりませんか