クリスマスの夢覚めて
年長さんから小1ごろには「サンタクロース論争」が勃発する。プレゼントの送り主はサンタさんかそれとも他の誰かか?
「幼稚園のサンタクロースは○○先生やで!サンタクロースなんていないねん」
「あのねこの時期世界中の幼稚園や保育園でクリスマス会するんやでいくらなんでもサンタクロース村のサンタさんではまわりきらんよ、だから代わりに○○先生にお願いしてるんやで」
旅行パンフレットをとって来てフィンランドのサンタクロース村の旅行を見せてあげる。
「やっぱりサンタさんはいるんや❗」
お手紙も毎回お返事を添えるから余計に信じている。最初は前回紹介したサンタさんからの手紙を手配しました。
厳かに
「お母さんプレゼントと一緒にお手紙ある」
何回読まされたことか
「お返事はなかなか書いてもらえないのよ」
と予防線をはっておく。
「世界中の子ども達の相手をしているから小さい子どもが優先だよ。だからお返事なくても仕方ないことだからね。今年もあって良かったね」
それでも上の子は10歳まで手紙を書いてくれた。本当に信じていた内容だった。
心苦しいがお返事終了のお返事を書いた。
クリスマスの朝。クリスマスツリーのそばに少しさみしい子どもの背中があった。
「来年からはお父さんがサンタクロースやなぁ」
朝から傷心の子どもに旦那からの一言。
「まだ○○(下の子)にはサンタさんからプレゼント届くやん」
あきらめないなぁ
「ジンジャークッキーをイブの夜クリスマスツリーに飾るとサンタクロース食べていくで」
友達からそんな情報を仕入れてきてバタバタしたイブの夜
こちらも夜中に手書きだけど英文でお礼状を書く。手書きのほうが臨場感があるし、英文だから親の字とはわからない。
嬉しそうに「お母さん!サンタさん食べてくれた❗これなんて書いてるん⁉️」
「親愛なる○○へ
クッキー美味しかったよ、ありがとう」
だってさ
満足していた。
下の子はドライでいつからサンタクロースはいるけど、プレゼントくれるのは親と理解したかはわからないが、上の子を見て悟ったかも知れない。
思春期から青春を謳歌し始めた子ども達。クリスマスも誕生日もプレゼントは現金が希望である。
しっかりと夢から覚めて現実を歩いています😅
#子育て#クリスマス演出#サンタさんはいるの?