無自覚の怖さ
コロナウィルスで世界中がビビっている。病気としてはエボラ出血熱の方がきっと恐ろしいのに。薬がないと言うことがこれ程恐ろしいものになるのだろうか?
確かに感染力が強い。でも症状がすぐに出ないのもくせ者だ。
わたしは(子供も)インフルエンザに強い人間である。
調べてくださった小児科医に感謝している。
インフルエンザに強いというのは
予防接種を受けなくても、インフルエンザに罹患しても症状は軽いと言うこと。
実際今まで自分がインフルエンザにかかった記憶がない。
そういえば昔喘息の治療で、毎週アレルゲンを打つ治療を受けていた。注射の前にはもちろん診察がある。
その時の小児科医が
「君の喉はずっと紅いなぁ。ちょっと調べようか」と喉のサンプルを採る
次の週の診察で
「去年のインフルエンザウィルスでたよ」
ずっとインフルエンザウィルスを喉の奥に飼っていたことになる。でも、周りでインフルエンザ騒ぎになったことはない。
医師が気にしない限り自分はいたって元気だった。咳も鼻水も出てただろうけど、喘息との関連と言うか「当たり前の日常」なのだから
これは私の30年以上前の話だが、母になり今度は子供達で知ることになる。
かかりつけ医は感染症が流行りだすと、必ず学校名とクラスを確認される。
仕事柄いつでも子供達を受診出来ないので、
帰宅して、子どもが発熱したら直ぐに受診した
「まだ、検査しても出ないからなぁ。
とりあえず普通の風邪薬出しとくね。熱は計って記録しといて、明日も熱が下がらなかったら受診してね。検査します」
いつもこう指示を受けて風邪薬をもらう。夜、熱はピークを迎えても朝には平熱になる。
その日は休ませるけど熱は下がったままで、子どもももう元気だ。翌日からは登校させる。
こんなことが2,3年続いたインフルエンザの季節。カルテを見直しながら医師が言う。
「明日、熱が下がっても受診してくれる?」
指示通り翌日受診する。
病院での検温も平熱。
喉いたくないの?
いたくない
ここ(関節)はもう痛くない?
いたくない
ほんまやねぇ。でも、ちょっと(インフルエンザ)検査させてな。と鼻の穴をほじほじ
10分後
やっぱり!(陽性反応)出たわ‼️
深いため息と共に私の方を向く。
お母さんはインフルエンザにかかったことないでしょ?
そこで先ほどのエピソードを言うと更に深くため息をつかれた。
あのね、ごくたまにインフルエンザに強い人がいるのよ。あなた方のような。
だから、これからはインフルエンザの流行っているときに、風邪の症状がでたら、熱が下がっても発熱して12時間後には必ず検査受けてな
わたしらはインフルエンザの無症状キャリアだったのだ!
元気にインフルエンザウィルスを撒き散らしていたのだ。知らなかったとはいえ、怖いことである。
コロナウィルスでも同じです。
私や家族がコロナウィルスにも強いがはわかりませんが、コロナウィルスの無症状キャリアの方はたくさんいます。無症状キャリアの方が広めていきます。だから自重を訴えるのです。
ただ、検査が簡単に受けれないから自重するのモチベーションが無いだけのこと。
手洗い、うがい、咳エチケット
皆が自重したらこの騒ぎも速く終息できる。