セラピストにいなさんのローリング日記

施術歴25年の施術師がローリング療法で免疫力アップの臨床例紹介

無自覚の怖さ

コロナウィルスで世界中がビビっている。病気としてはエボラ出血熱の方がきっと恐ろしいのに。薬がないと言うことがこれ程恐ろしいものになるのだろうか?

 

確かに感染力が強い。でも症状がすぐに出ないのもくせ者だ。

 

わたしは(子供も)インフルエンザに強い人間である。

調べてくださった小児科医に感謝している。

インフルエンザに強いというのは

予防接種を受けなくても、インフルエンザに罹患しても症状は軽いと言うこと。

実際今まで自分がインフルエンザにかかった記憶がない。

そういえば昔喘息の治療で、毎週アレルゲンを打つ治療を受けていた。注射の前にはもちろん診察がある。

その時の小児科医が

「君の喉はずっと紅いなぁ。ちょっと調べようか」と喉のサンプルを採る

次の週の診察で

「去年のインフルエンザウィルスでたよ」

ずっとインフルエンザウィルスを喉の奥に飼っていたことになる。でも、周りでインフルエンザ騒ぎになったことはない。

医師が気にしない限り自分はいたって元気だった。咳も鼻水も出てただろうけど、喘息との関連と言うか「当たり前の日常」なのだから

 

これは私の30年以上前の話だが、母になり今度は子供達で知ることになる。

 

かかりつけ医は感染症が流行りだすと、必ず学校名とクラスを確認される。

仕事柄いつでも子供達を受診出来ないので、

帰宅して、子どもが発熱したら直ぐに受診した

「まだ、検査しても出ないからなぁ。

とりあえず普通の風邪薬出しとくね。熱は計って記録しといて、明日も熱が下がらなかったら受診してね。検査します」

 

いつもこう指示を受けて風邪薬をもらう。夜、熱はピークを迎えても朝には平熱になる。

その日は休ませるけど熱は下がったままで、子どもももう元気だ。翌日からは登校させる。

 

こんなことが2,3年続いたインフルエンザの季節。カルテを見直しながら医師が言う。

「明日、熱が下がっても受診してくれる?」

指示通り翌日受診する。

病院での検温も平熱。

喉いたくないの?

いたくない

ここ(関節)はもう痛くない?

いたくない

ほんまやねぇ。でも、ちょっと(インフルエンザ)検査させてな。と鼻の穴をほじほじ

10分後

やっぱり!(陽性反応)出たわ‼️

深いため息と共に私の方を向く。

 

お母さんはインフルエンザにかかったことないでしょ?

 

そこで先ほどのエピソードを言うと更に深くため息をつかれた。

 

あのね、ごくたまにインフルエンザに強い人がいるのよ。あなた方のような。

だから、これからはインフルエンザの流行っているときに、風邪の症状がでたら、熱が下がっても発熱して12時間後には必ず検査受けてな

 

わたしらはインフルエンザの無症状キャリアだったのだ!

元気にインフルエンザウィルスを撒き散らしていたのだ。知らなかったとはいえ、怖いことである。

 

コロナウィルスでも同じです。

私や家族がコロナウィルスにも強いがはわかりませんが、コロナウィルスの無症状キャリアの方はたくさんいます。無症状キャリアの方が広めていきます。だから自重を訴えるのです。

ただ、検査が簡単に受けれないから自重するのモチベーションが無いだけのこと。

手洗い、うがい、咳エチケット

皆が自重したらこの騒ぎも速く終息できる。