肩こり2 危険な肩こり
前回お話しした肩こりは比較的命に関わらない肩こりです。でも肩こりがどんどんひどくなってきたら内臓の病気のサインかもしれません。
日本内科医学会では次のような肩こりは注意が必要です。
運動し始めたら肩がこる
→狭心症など心臓疾患の疑い
腕や手の指までの痺れ、マヒ
→首、肩の神経、血管障害の疑い
首を動かさないのに痛い
→骨の異常、内臓疾患の疑い
だんだんひどくなる。
→進行性の病気、ガンなど
他にも「片側の肩こり」もあって右は胆のう、肝臓、右の肺や、腎臓の反射。
左はほぼ心疾患を疑ってほしい。
左右片側の肩こりがひどくなるならやっぱり肺ガンもチェックしてほしい。
私の診ている患者様にも実際にありました。
ホントにしつこい片側の肩こり。肩こりだけでなく例えば左なら左の肩、首、顎、耳の後ろ辺りまでなんとも表現出来ない違和感。リンパ節の腫れ。
大抵ガンがある場合不気味にじわじわと一部分だけに違和感を感じます。嫌な予感。
「ちょっと検査してもらって来て下さい」
と患者様にお願いしました。
やはり初期の肺がんがありました。
患者様が症状を自覚したのは3ヶ月ほど前。月1で来られる方なので3回も同じ症状はおかしい。それもひどくなってくる。
私の判断は遅かったか早かったかわからないけど、病気が見つかりすぐに対処してもらえたので良かった事例です。
肩こり侮ることなかれ。
肩こりは運動してください‼️同じ姿勢は嫌だよ‼️っていう「カラダのキモチ」
であったり、
内臓疾患の反射痛だったりと
あなたの体の不調を代弁してくれています。