秋の七草
萩、桔梗、葛、藤袴、女郎花、尾花、撫子
秋の七草である。
カタカナで確認
ハギ、キキョウ、クズ、フジバカマ、オミナエシ、オバナ、ナデシコ
尾花とはススキのことを言う。
桔梗は「夏の花」のイメージがあるけどだいたい8月ごろに咲くかな?
萩も見頃がすぎて、葛の花があちこちで咲いている。
撫子は可愛く庭先に咲いている。
白い女郎花?と思っていたら調べると「オトコエシ」だった!オミナエシ属の花。
彼岸花の代わりとばかりに咲いていた。黄色い女郎花。見落としてしまったかな?
藤袴もそろそろかな。
ススキも庭で丁寧に育てているところはお月見の時に見事な穂をつけていた。天然物も、
もうそろそろ綿毛で穂先が見事になるだろう。
月見で飾るススキは稲穂の代わりと言う説がある。
秋の七草は知名度が低い。私も生け花を習っていたときにお師匠さんから教わった。
花を生ける時間のゆとりが無くなってしまい、花器も剣山も棚の奥に眠ったままだけど、自然のなかで咲く秋の七草を見て心に栄養をもらっている。
春の七草はお花としてのイメージは無い。花もとっても小さい。
「花」よりも「山菜、野草」のような食べ物のイメージ。
秋の七草はまさに秋の顔となる花。山上憶良が歌にしたように美しい。
この2首から秋の七草と言われるようになった
秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびおり)
かき数ふれば 七種(ななくさ)の花
萩の花 尾花 葛花 なでしこの花
姫部志(をみなえし) また藤袴
朝貌(あさがお)の花
★朝貌の花は桔梗とされている
秋の七草に漏れたけど、散歩すれば
美しい秋の花達が咲いている。
もうじき楽しみな花が咲くだろう。