セラピストにいなさんのローリング日記

施術歴25年の施術師がローリング療法で免疫力アップの臨床例紹介

Ⅰ型アレルギー

アレルギーのタイプは4つに分けられる。

そのなかでも、世間で言われるアレルギーは1型「アナフィラキシー型」とも言う。

喘息、アトピー性皮膚炎、花粉症、食物アレルギー、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、じんましんなどがこれらが該当する。

 

アナフィラキシーとは短時間で全身にアレルギー症状が出ることで大体30分以内に起こります。重篤にるとアナフィラキシーショックが起こります。

食物アレルギーでよくある食べたとたんに嘔吐やじんましん、呼吸困難 、昏睡などになり、非常に命に関わる症状です。大体30分が勝負です。蜂に刺された時にも起こります。蜂はもっとはやく15分で命を落としかねない。

 

蜂に刺されたときに「2度目が危ない」と聞いた方もおられると思う。

これこそアレルギーを説明しやすい

蜂に刺されて体は蜂毒を「敵」と学習する。

始めての時は腫れやかゆみ、痛みを伴い役1日位で落ち着く。

その間に体では蜂毒に対する「抗体」ができる。

 

そして二回目に刺されたときに体を蜂毒から守ろうとして体が過剰に蜂毒と戦おうとする

この反応がアナフィラキシーショックとなって生命に危険をおよぼす。

アナフィラキシーショックが起これば15分で命を落としかねない。直ぐに救急車を呼んで医療機関へいきましょう。

 

しかしもともと蜂毒に対するアレルギーを持っている人は始めてでもアナフィラキシーショックを起こすかも知れない。

蜂に刺されてお亡くなりになる方は複数回刺された方よりも始めて刺された方のほうが多いそうです。

 

人のからだには外部からの敵から体を守る機能が備わっています。「免疫」といいます

 

インフルエンザワクチンなどの予防接種は弱い病原体(ワクチン)をあえて体内にいれることで体にこの病原体に対する学習させて罹患したとにに直ぐに体が対応し、症状を軽くさせるのが目的です。

 

決して予防接種したからかからないというわけではない。罹患すれば重症化する病気の症状を軽くするものだと思ってください。

 

免疫は常に「学習」している。そして体内に入ってくる「異物」が「敵」か「無害」かを判別しています。

体に入っても「無害」なのに「敵」と誤認識してしまうのが「アレルギー」

 

Ⅰ型の人は本来なら人体に無害な物を誤認識して「敵」と見なして過剰反応してしまう。

どうして無害なものを「敵」と見なしてしまうのか次回に続く。