セラピストにいなさんのローリング日記

施術歴25年の施術師がローリング療法で免疫力アップの臨床例紹介

ほととぎす


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やっと見頃になった我が家の「秋の花」

ほととぎす

出会いは生け花での花材。私は「小原流」を習っていてけど、小原流では特別な花には特別な生け方がありました。たしか、この「ほととぎす」もそうだったように記憶しています。

 

自然界でさく自然な花の姿を生かす生け方。

 

嫁いできてこの花が庭に咲いたときなぜか嬉しかった。

全くの私事ですが、毎年萩よりもいとおしく開花を待つ花です。

 

ほととぎす。「鳥」は夏だけど「花」は秋。

何で同じ名前なんだろう。

なんでも花びらの斑模様が「鳥」の胸辺りの模様とにているからだそう。

 

「ほととぎす」を詠んだ俳句と言えば、

信長、秀吉、家康の三句が有名です。

 

泣かぬなら殺してしまえほととぎす

泣かぬなら泣かせてみしょうほととぎす

泣かぬなら泣くまで待とうほととぎす

 

誰がどの句かすぐわかりますよね

でも私が好きなのは

目に青葉 山ホトトギス 初鰹

 

花のほととぎすの句はなかなか「これ!」

っていうのがないなぁ

花のほととぎすは詩に詠むのも良いけど、

生け花だったり、自然のままであったり、耳で楽しむより目で愛でる方がいいなぁ。