セラピストにいなさんのローリング日記

施術歴25年の施術師がローリング療法で免疫力アップの臨床例紹介

バロメーター

アレルギーとは自己免疫疾患である。

自分で自分を攻撃するのだ。

前に例え話で説明したが、免疫は真面目な役人。自衛官だ!体外から入ってくる侵入者を「敵」か「無害」か判別する。

「敵」と認識したら「敵」を学習し、分析し、攻撃法を考え攻撃する「兵士」を作る。

 

だから免疫は生きるために激しい反応を起こすのだ。臓器移植の拒絶反応もそう。

だから反応を押さえるために免疫抑制剤を使うがこれを使うと些細な病原菌に体が負けてしまう。

軽症な病気にかかるリスクを背負いながら重い免疫疾患の症状を押さえる。免疫抑制剤を使っている人は綱渡りなのである。軽症と書いたが、免疫抑制剤を服用している人が風邪ひいたら普通の人よりも症状は重い。

 

話を戻そう

 

アレルギーは敵キャラでは「小物」である。

小物だけど、厄介者だ。数が多かったり、役人の誤認定で悪者にされてしまった無害なもの達。アレルゲンと誤認定されたもの達を倒す兵士が増える。兵士は真面目にアレルゲンを攻撃する。

 

免疫は役人。正常なら「敵」と「無害」を正しく判別する。だけど疲れてくるとその判断力が鈍る。

 

「役人」の「判断力」を「低下」させないためにはどうすればいいのか?

 

規則正しい生活で疲労をためないことである。役人が正しい判断をすれば、無害なものを倒す兵士も減る。兵士が減れば自分を攻撃する力も弱くなる。

 

アレルギーは自分の疲れのバロメーターだ。

もう体の中にアレルゲンを倒す兵士がいる以上、「緊急出動」させないように。役人が正しく判別できるように、体調を整えればいいのだ。もちろんアレルゲンが大量に体内に侵入しないように環境にも気を配る(部屋の清掃、マスク着用など)

痒みや鼻炎、咳が出始めたら、まずは早寝だ

疲れをとり、普段服用していなければアレルギーを押さえる薬ものみ、アレルゲンを除去して仲良くやっていくしかない。