冬の養生
明日は立冬。冬の到来です。2月4日の立春までが「冬」今は2月末までを言いますがね。
冬は秋と同じ「陰」の季節体の中にパワーを蓄積するための大切な季節です。
いい例えが「受験生」
冬しっかりと勉強して実力をつけて試験に挑む
合格すれば春に楽しい新生活が待っている
こころの健康にも冬は「蓄え」が必要なんで
す。
「ああしたい」「こうしたい」と思いを種火にして冬の間にじっくりと準備を行い、春に実行すると春特有の「五月病」にはならないのです。
さてさて冬の養生としましたら休養を取ること。秋は「早寝早起き」でしたが、冬は「早寝ゆっくり起き」です。
「ゆっくり起き」とは具体的は日が昇ってから起きること。
そんなこと言ってもねぇ。現代に合わない!
おっしゃるとおり。
冬の朝。起きれないのはこのせいなんです。寒いだけでなく日が昇らない時間に起きなければいけないから冬の朝はつらい。
タイマーで自分の起きる少し前からヒーターをつけて部屋を暖めたり、同じく照明も起きる少し前から灯りをつけて日が昇ったようにするのも快よい目覚めを助けます。
いわんや冬は「温める」ことも大切です。
特にお腹を温めましょう。おへそのした辺りにカイロをはると全身が温かくなります
食べ物は栄養をしっかりと溜め込んだ「根」がいい、レンコン、ダイコン、ニンジン、根ではないけどナンキン「カボチャ」冬至に「ん」がつく食べ物を食べるといい、と言われるのはここからかな?
長芋やユリ根もいいですよ
これから「今年一番の冷え込み」が更新されていきます。スープもいいけど、暖かいお味噌汁で朝から元気を蓄えましょう‼️
お味噌汁は塩分濃度を調節したら(少し薄味にする)体液と同じ塩分濃度になるので、睡眠中の脱水もカバーできます
体を温めるダイコンやニンジンいりのお味噌汁でつらい冬の朝を乗り切りましょう
清少納言が言うように「冬の朝」はとても美しいです。「冬の朝」を楽しめますように