タイムスリップ
30年ぶりのバレエ合宿に参加してきました❗
学生時代夏休み後半のビッグイベントでした。
43年続いたこの合宿もことしが最後と言うことでお誘いを頂きすぐにスケジュール調整。
3ヶ月前から休みを公言し、絞らなくては!と軽く減量。踊れるようにとエクササイズしなくては!
と、思っても「まだ3ヶ月前よ」
「2ヶ月だなぁ始めないとなぁ」
「もう一月前😱」
忙しさにかこつけて減量ももう少し減らすはずがこの「サボり魔」にとりつかれた私はキープするのがいいところでした。
参加者のなかでは一番年上でした😅
「できる範囲でいいから」
と労ってくれる。でも先生は容赦しない
「今しか出来ないよ❗」
その言葉に刺激され回ってみる。
クルクルクルクルぐるんぐるんぐるん
途中まではいいけどもう首がついてこない😅
久々の病的な「めまい」とちがう「目が回る😵🌀」ほんまもンはすごいなぁと違いに感動すら覚える
「跳ぶんですか❗」っとツッコミたくなるグランジュッテ!CMでもたまに見る両足を前後にキレイに開いて跳ぶお馴染みのジャンプ
水溜まり飛び越えてる様にしか見えないな😅
不思議と足のステップは忘れてないものでワルツやパドブーレはすぐにできる。
久々に広い所で踊るのは楽しかった🎶
みんな笑顔だ。みんなそれぞれにブランクがあるからそれぞれのレベルで踊る。だからみんな笑顔
そんな卒業生をみる恩師も笑顔だ
ノリの無茶振り指導こそ無いけど、忘れている様であれば指導してくれる。ありがたい。指導を受けるとあの頃に戻ったみたいで嬉しい。
休憩時間に遊んだジャングルジムがもう錆びて耐久がなくなって使用禁止になっていた。月日の流れを感じる。
高野山という下界を離れた所での合宿は本当にタイムスリップした一時でした。大人ではなく子供の私がそこにいた。
ちがうのはあの頃よりも素直に楽しめたことだ。たくさんの同世代が集まる合宿。中二病をこじらせていた私には少しほろ苦い思い出もある。一番年上だったからかもしれないが、みんなに甘えて、できることはして素直に楽しめた。一番楽しい合宿になった。
出来ないと諦めてはいけない。できるようになるから。
恩師の教え。忘れない。
下界に戻ると俗世の現実が待っていた。
恩師の私を呼ぶ声が心の中で優しく聞こえる
「がんばれ」
#夏の思い出