羊羮

嫁いで初めてゆっくりと過ごす正月三が日。

年末恒例お餅つきをするときに「あんこ入り」 のお餅も作るのだが、今年は白餅だけ。

小豆(茹で小豆缶)が余ってしまった‼️

 

さてさてこの小豆どうしてくれようか?と朝から思案する。

 

学生時代に和菓子屋でバイトしていた。

大将が作る和菓子屋さん。和菓子作りを手伝っていたのであずきを見るとちょっと和菓子が作りたいとうずうずする。

 

お節の「栗きんとん」も今年は凝ってみよう‼️色々なさつまいもでカラフルな「いも餡」をつくって花形にして🎵🎵🎵

 

しかし裏ごし作業に疲れ、「花形」が見つからず結局茶巾絞り風になった。でも、二色合わせた茶巾絞りにして、半分目的を達成して自己満。

 

何か他に食材は?と棚を見ると寒天があった。

羊羮を作ろう‼️

簡単にならそのまま寒天が溶けてたら寒天に茹で小豆を入れて固めたらおしまい。

しかし我が家は私以外は「こし餡」派だ

またもや「裏ごしするか」と寒天を戻し、溶かす間にこし餡作りをする。

 

…小さな作業場。洗い場でボールや通し、調理器具を洗う私。その横にある大きな鍋で真剣な顔でこし餡を作る大将の顔を思い出す。…

 

いつも陽気な大将もあんこ作りの時は真剣そのもの。よく職人さんが作っている物と対話していると表現されるが正にそれ!

大鍋の小豆を多きな木杓子でかき回す。こし餡は特に繊細で焦げないように気を配り、より滑らかに「仕上がる」そのタイミングを見極めていた。

 

私はのんきに裏ごししてテキトーに鍋で温めているが大将はどんな気持ちだったのかなぁとノスタルジーに浸っていた。

 

餡の甘さを確認してテキトーに砂糖とテキトーに昔の勘で寒天を餡と混ぜる。

うまく固まるかなぁ。と思ったが、

とってもいいできだった‼️

いただいていた渋皮煮の一粒栗を羊羮の中に沈めていたので高級感あるなぁ🎵 


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大将が見てくれていたのかな?バイトをやめてから一度もお会いしていない。

 

和菓子屋での経験で四季を楽しむようになった。日本の冠婚葬祭、文化も学んだ。

 たくさんのことを教えてくれた。

伝えたいありがとう