セラピストにいなさんのローリング日記

施術歴25年の施術師がローリング療法で免疫力アップの臨床例紹介

アレルギーという「悪友」

子どもは1歳にしてアレルギーという「悪友」を得てしまった。

最初は半年ごと、成長につれて毎年1回アレルギー検査を行い、食物アレルギーがどの程度になったか調べる。

 

前回の続き。アレルギー検査結果を聞きに行った。

 

小児科医:「カレイ」や「イカ」に強く反応してるなぁ。白身魚なんて珍しいね。

甲殻類にも出てるわ。お母さんはこんな食材よく食べる?もしくは嫌い?

 

海が近いので舌平目は高級食材ではなく日常食卓に並ぶ魚である。

イカには心当たりがある。

子どものお宮参りは悪天候や諸事情から4ヶ月になって行った。

神社からいただいた物の中に「スルメ」があった。「おしゃぶりがわりや」と子どもにしゃぶらせた記憶がある。

 

「そんなことするからやー」

医師にあきれられた。そのときに習ったのである。乳幼児にはシンプルなたんぱく質でよいということを。

そして甲殻類。私が好んで食べない食材だ

 

「それや」

無意識に私自身が「アレルギー」を排除しているそうだ。だから「食わず嫌い」はあまり無理強いして食べさせるべきではないとも話された。

 

子どもが2歳半過ぎでようやく甲殻類を食べさせて良しとなる。

 

子どもはエビフライが大好きだ。おかずのローテーションにエビフライが増えた。

 

下の子の定期検診で今や掛かり付けになった小児科医が下の子の「湿疹」が長くあることに異変を感じた。

 

「離乳食前やからこの子もアレルギー検査しとこうか。」

 

なんてことだ!下の子はすでに甲殻類アレルギーだった

 

「お母さんよく甲殻類食べるの?食べなかったんと違う?」

 

「上の子がエビフライが大好きで週1ぐらいで食べてる」

 

「それや、お母さんが食べてるエビが母乳を介してこの子にアレルギーとなってるんや。だからこの子、湿疹とれないねん」

 

またかい!

 

私は妊娠中はもちろんだか、出産すぐも、母乳が出過ぎるので食材制限。そしてまた子どものために食事制限である。

 

「それだけ授乳中も気を使わないとアカン(いけない)のよ。お母さんの食べたものがこの子の栄養なんやからね。この子が卒乳するまでお母さんは甲殻類食べたらアカン」

 

白身魚甲殻類も高級食材である。なんて経済的な子ども達だとプラス思考に切り替えて、子ども達の成長を見守った。